診療内容
内科疾患一般
1) 一般内科
2) 消化器疾患(食道・胃・大腸)の診断・治療(胸やけ・胃もたれ・腹部膨満感・便通異常など)
3) 肝臓・胆のう・すい臓の検査・治療(脂肪肝、慢性肝炎、胆石、胆のうポリープなど)
4) アレルギー・花粉症・呼吸器疾患
小児科診療一般
小児予防接種
当院では予防接種の指定日を設けておりませんので、ご希望の曜日・時間に接種をすることができます。
指定日はございませんが、予約制となっておりまのでご希望の方はクリニックまでご連絡下さい。
詳しくは ?こちら をご覧ください。
特定健診・各種健康診断
まだ受診が御済みでない方、受診ご希望の方はクリニックまでご連絡下さい。
小牧市の特定健診は平成24年12月15日まで、がん検診は平成25年2月14日までとなっております。
風邪やインフルエンザ等の感染症
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かぜ症候群 かぜ症候群は、主にウイルス感染が原因となり、上気道(鼻腔から喉頭まで)に急性の炎症がおこる病気です。
炎症が起きている部位により、「鼻炎、咽頭炎、喉頭炎」などと呼ばれることもあり、それぞれ症状も異なります。 インフルエンザ
インフルエンザウイルスが病原で起こる疾患です。A型、B型、C型の3種類があります。 |
インフルエンザワクチンについて
ワクチンの予防接種である程度は防げますが、その年によって流行する菌の型が違うため万能ではありません。
体の弱い人は、流行している時に人混みに出るのを控えた方がよいでしょう。
当クリニックでは平成24年10月1日からインフルエンザワクチン接種を開始します。
指定日はございませんが、予約制となっております。ご希望の方はクリニックまでご連絡下さい。
詳しくは ?こちら をご覧ください。
メタボリックシンドローム
みなさんはよく最近「メタボリックシンドローム」という言葉をよく耳にすると思います。よく「メタボ」なんて省略されて呼ばれていますが、このメタボリックシンドロームとはいったいなんなのでしょう? メタボリックシンドロームとは、内臓脂肪型肥満を共通の要因として高血糖、脂質異常症、高血圧 が引き起こされる状態のことをいいます。これらのうち3つ以上異常と診断された人の場合、虚血性心疾患や脳卒中になる可能性が、いずれも正常な人の約36倍以上になるといわれています。
高血圧症
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血圧とは、心臓から送り出された血液が血管壁に対して示す圧力のことです。血液は心臓が収縮した時に送り出され、拡張時に心臓に戻ります。
心臓が収縮した時の血圧を収縮期血圧(または最高血圧)、心臓が拡張したときの血圧を拡張期血圧(または最低血圧)といいます。
家庭血圧の正常値は 収縮期血圧140mmHg以上、拡張期血圧90mmHg以上 の場合を高血圧としています。 |
長期の高血圧を放置すると、血圧に対抗するために血管の壁が厚くなってきます。そして、血管のしなやかさや弾力性が失われ次第に血管は硬くなり、なかには血管の一部分が狭くなってきてしまいます。これが「動脈硬化」です。 動脈硬化が進行すると、心筋梗塞や狭心症、脳出血、脳梗塞が起こりやすくなります。
高血圧の危険因子
高血圧症の大部分である90%が、原因となる病気が特定できない本態性高血圧症とされています。他に、腎臓病、内分泌異常、血管異常などが原因とる場合があります。 ではどのような方が高血圧になりやすいのでしょう? 一般的には以下のような方々に高血圧のリスクが高いといわれています。
● コレステロールの高い方
● 糖尿病の方
● 塩分の高い食事が好きな方
● 高齢(男性60歳以上、女性65歳以上)の方
● 若年発症の心血管病の家族歴がある方 など
脂質異常症
脂質異常症とは、血液中のコレステロールや中性脂肪が多すぎる病気です。中でもよく「悪玉コレステロール」とよばれるLDLコレステロールが高い状態が続くと、 動脈の内側の壁にコレステロールがたまって血管が盛りあがって狭くなり、それとともに血管が硬くなってもろくなる…いわゆる「動脈硬化」が進み、最後には心筋梗塞や脳梗塞など恐ろしい病気にかかりやすくなってしまいます。
近年、食生活の欧米化にともなって高コレステロールの患者さんは年々増え続け、現在では約3000万人に達したと報告されています。まさに、4人に1人が高コレステロールの患者さんであるという時代になってきました。
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健康診断でコレステロールが高いといわれたからと言ってすべての方に治療が必要というわけではありません。左図に診断基準を示しますが、この診断基準に当てはまる方でも、その方の年齢や性別、食生活、他の合併症を加味して適切なアドバイスをいたします。 |
糖尿病
糖尿病は、食事で摂ったブドウ糖をエネルギーに変えるときに必要なホルモンであるインスリンの異常から起こる病気です。 インスリンの産生や分泌が不足したり、肥満などによってインスリンが十分に働かなくなると、血液の中に過剰なブドウ糖がたまりさまざまな臓器が傷害されます。
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糖尿病を放置しておくと、体中が過剰なブドウ糖にさらされ”砂糖漬け”の状態になります。 特に細かい血管の集まっている神経や眼、腎臓は障害を受けやすく、糖尿病特有の合併症(糖尿病性網膜症、糖尿病性腎症)を引き起こします。 やがて進行すると、透析が必要になったり、眼が見えなくなってしまう恐ろしい病気です。 |
注意してください
糖尿病の初期には症状はほとんどありません。知らない間に病気が進行し、合併症が起こってしまってからでは治療が非常に難しくなります。 大切なのは糖尿病をなるべく早期発見し、合併症が出る前に食事療法や運動療法、薬物療法などをきちんと行い、血糖値をうまくコントロールして合併症を防ぐことが重要です。
恐ろしい糖尿病の合併症
糖尿病を甘く見てちゃんと血糖コントロールをしないでいると、糖尿病発症時から10~15年で体の神経や目(網膜)、腎臓に障害がおこってきます。 このような糖尿病によって引き起こされる糖尿病神経障害、糖尿病網膜症、糖尿病腎症を3大合併症と呼びます。
糖尿病神経障害
糖尿病の合併症の中で最も早く発症します。足や手などの末梢神経が障害され、手足のしびれがでたり、感覚が低下しけがややけどの痛みに気づかなくなったりします。そのほか筋肉の萎縮、筋力の低下や胃腸の不調、立ちくらみ、発汗異常、インポテンツなど、さまざまな自律神経障害の症状も現れます。
糖尿病網膜症
目の底にある網膜という部分の血管が悪くなり、視力が弱まります。中には失明する場合もあります。また、白内障になる人も多いといわれています。
糖尿病腎症
おしっこを作る腎臓の、糸球体という部分の毛細血管が悪くなり、だんだんにおしっこが作れなくなります。すると人工透析といって、機械で血液の不要な成分をろ過して、機械でおしっこを作らなければなりません。週に2~3回、病院などで透析を受けるようになるので、日常生活に大きな影響を及ぼします。現在、人工透析になる原因の1位がこの糖尿病腎症です。